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COLUMN

ハンドビューティーコラム vol.1

『手』は日常生活で一番酷使するパーツでありながら、充分なケアが行えず手肌に悩みを抱える方も多いのが実状です。文字を書いたり、資料を指さしたり、誰かと手をつないだり。日常生活の中で意外と他人から注目される機会も多い『手』。

そんな『手』のケアに特化し、様々なアプローチのハンドケアを提案している『ハンドビューティー協会』主宰 加藤由利子さんにDAJ ONLINEのCOLUMN内にて『ハンドビューティーコラム』の連載を依頼しました。


連載第1回目は、『ハンドビューティー協会』を設立するきっかけ・ハンドケアへのこだわりについてインタビューした内容をお届けします。

私と同じように、手の悩みを抱える女性に
ハンドビューティーメソッドを伝えたい。

─『ハンドケア』に特化した協会は日本初ということですが、設立しようと思ったきっかけが何かあったのでしょうか?

 

加藤:元々、ネイルサロンを約10年間経営している中で、ある50代のお客様が「こんなおばさんの手で恥ずかしいわ」と手を差し出されたことがあり、このお客様は手のコンプレックスをネイルで誤魔化そうとされているのかもしれないと気付きました。

 

私も以前は自分の手が好きではありませんでした。ネイルサロン経営中は仕事漬けで、自分のケアは後回し。体調も優れませんでした。当時の私の手は冷たく乾燥し、ささくれもあり、爪も脆い状態でした。

 

ネイルの仕事にも関わらず、お客様の手に触れるのが怖く、自分の手を隠したかった。美しい手を持つ女性に憧れ、手がキレイになる方法を勉強し始めました。そんな中でわかったのが、美しい手を保つには、全身が健康でなければ叶わないという事です。そこで、まず自身の体質改善を行ったところ、手肌だけでなく、全身の肌が白く透明感を取り戻せました。

 

私と同じように、手の悩みを抱える女性に「HB(ハンドビューティー)メソッド」として、お伝えしたいと思い協会を設立しました。

手肌の悩みが増えるのが、40-50代の方です。

─ご自身も手肌で悩まれてた時期があったのですね。今まで2万人以上の女性の手を診てこられたとのことですが、一番多い悩み、印象に残っている悩みはありますか?

 

加藤:手肌の悩みが増えるのが、40-50代の方です。

 

閉経し女性ホルモンが急激に減ることで、体のあらゆる所に変化が表れます。手の甲の血管の浮きや、指の関節の変形などの症状が出てきます。また、代謝が下がることで、手肌のくすみ、シミ、シワも目立つようになります。女性ホルモン低下による手の老化症状は、ハンドクリームのケアにプラスして、体の内側からのケア、例えば、食事や運動、睡眠の改善を行うことが大切です。

 

体質を改善させるインナービューティーの指導と共に、ハンドクリームやオイルなどを使った、ハンドマッサージなど、内側と外側両方のケアをお薦めしています。

 

─ハンドクリームを使ったマッサージ気になります!加藤さん自身がハンドクリーム選びで気を付けていることはありますか?

 

加藤:ハンドクリームは手のお悩みによって使い分けることが大切ですね。
くすみが気になる時は、ビタミンE,Aなどの血行促進や新陳代謝を促す成分が配合されているもの、肌の硬さやゴワゴワ感が気になる時は、尿素やアルガンオイル配合のクリーム。乾燥が気になる時は、シアバター、ヒアルロン酸、エラスチン、などの保湿成分が配合されているものが良いと思います。ひどい肌荒れに悩まれているのであれば皮膚科で処方されるヘパリン類似物質クリームなどもおすすめです。あかぎれなど手に傷がある状態の方には、ワセリンやグリセリンなど、低刺激のもので保護してあげてください。

 

お顔のケアで余った化粧水を手肌に塗ってから、ハンドクリームで潤いに蓋をしてあげると、手肌の乾燥が劇的に改善されるので試してみてください。

少しの心掛けと正しいケアで、
手肌は改善できます。

─なるほど、悩みに寄り添ったハンドクリーム選びやケアが大切なんですね。

 

最後に、手肌に悩んでいる女性にひとことお願いします。

 

加藤:手はいつも目に付くからこそ、手荒れをしていると気分が下がり、自信がなくなってしまいますよね。少しの心掛けと正しいケアで、手肌は改善できます。まずは手軽なものから、生活に『HBメソッド』を取り入れてみてください。

 

─ありがとうございました。加藤さんにはDAJ ONLINE内にて『ハンドビューティーCOLUMN』を連載していただきます。

 

次回配信は9月中旬予定おたのしみに。