COLUMN
ハンドビューティーコラム vol.4
体質タイプ診断-食事編-
体質を変えていくには、まずは食事から。
前回のコラムで診断した体質別に、体質タイプにオススメの食材とメニューを2ステップに分けてご紹介します。いつものメニューにプラスしたり、食材を選ぶ際に心掛けることからはじめましょう。
TypeAの方にオススメ
STEP1
赤や黒の食べ物など、血を補う食材を摂りましょう。マグロ、黒豆、黒ゴマ、赤身肉など。
STEP2
鉄分、ビタミン、タンパク質、葉酸などの栄養素を補う食材を摂りましょう。青魚、たまご、大豆、キャベツ、ほうれん草
オススメメニュー
〔雑穀ごはんの炊き込みご飯〕
雑穀ごはんに黒ゴマ、芽ヒジキなどを入れて炊いて食べると、血不足に必要な食材が簡単に摂れます。
TypeBの方にオススメ
STEP1
老廃物を排出する事を心掛けましょう。白湯または常温の水を1日1L以上飲む。ペットボトル2本分を昼間に飲みきることを目標に。合わせて、胃腸の働きを高める食材を摂りましょう。鶏肉、卵、玉ねぎなど。
STEP2
ビタミンE、マグネシウム、亜鉛などの栄養素を補っていきましょう。青魚、かぼちゃ、たまご、アボカド、わかめ、牡蠣、ゴマ、ナッツ、豆腐など。
おすすめメニュー
〔アボカドとナッツのサラダ〕
さらに毎日の食事の白米を、玄米やもち麦などに変えることで、老廃物を排出しやすくなります。
TypeCの方にオススメ
STEP1
香りのある食材でリラックスしましょう。セロリ、大葉、みょうが、ゆず、カボスなど。
STEP2
タンパク質、カルシウム、ビタミンC・Eを補う食材を摂りましょう。魚、大豆、チーズ、海藻、キャベツ、小松菜、ブロッコリーアーモンド、アボカドなど。
オススメメニュー
〔香味野菜たっぷりのお刺身〕
ゆずのチューブや、大葉はスーパーなどでも手に入りやすく気軽に摂取できます。
食事ではないですが、気分転換にゆずの香りのハンドクリームを使うのもおすすめです。
TypDの方にオススメ
STEP1
全身の冷えを改善する食材を摂りましょう。赤身肉、まぐろ、エビ、ニラ、しょうが、鶏肉、卵など。
STEP2
マグネシウム、ビタミンB・C・Eを補う食材を摂りましょう。海藻、青魚、アーモンド、ブロッコリー、パプリカ、大豆、ピーマンなど。
おすすめメニュー
〔生姜ごはん〕
調味料と生姜をごはんと一緒に炊き込むだけ。気軽に作れてどんな食事にも合うので取り入れやすいです。
TypeEの方にオススメ
STEP1
女性ホルモンと似た働きをする大豆イソフラボンを取りましょう。豆腐、みそ、納豆、豆乳、煮豆、おからなど。
STEP2
女性ホルモンの働きを助ける亜鉛、ビタミン、ミネラルを取りましょう。海藻、牡蠣、オイスターソース、卵、ナッツ類、チーズなど。
おすすめメニュー
〔具沢山味噌汁〕
1日1杯飲むことで、大豆イソフラボン、亜鉛、ビタミン、ミネラル類がバランスよく摂れます。また食べ過ぎ防止にも。
水分不足はお肌の潤いの大敵。
手肌に潤いがない方は、どの体質の方も水分不足の方が多いです。意識して水を飲むよう心掛けてください。1日2Lが理想です。筋力が少ない人は、水を飲みすぎると冷えてむくみの原因になることもあるので、白湯で体を温めながら飲むようにしましょう。
今回は、食事の面から、あなたの体質タイプに合ったケア方法をお伝えしました。
次回は、タイプ毎に普段の生活に取り入れられる工夫をお伝えします。
※診断結果はハンドビューティーメソッドに基づいたものです。実際の体質と異なることもありますので目安としてお考え下さい。
PROFILE
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加藤 由利子
日本ハンドビューティー協会代表理事。約10年のネイルサロン経営の中、手の若返りケアにいち早く着目し、日本初のハンドケア特化した『日本ハンドビューティー協会』を設立。これまでに2万人以上の手を診てきた、ハンドケアのスペシャリスト。