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COLUMN

100均材料で作れるアロマキャンドルの作り方とおすすめアロマレシピ

アロマキャンドルとは、通常のキャンドルにアロマオイルやフレグランスオイルを混ぜ込むことにより炎の燃焼と共に香りを楽しむキャンドルです。
おうち時間を楽しむリラックスグッズとして近年人気が高く、さまざまなデザインや香りのキャンドルがあってプレゼントやギフトにも最適です。
キャンドルと火があればどこでも楽しめる原始的なツールだからこその醍醐味があり、炎の揺らぎと香りが気軽に楽しめて、抜群のリラックス効果が期待できるので、お部屋はもちろん、バスタイムに利用したり、自作したりといろいろな楽しみ方ができるアロマツールといえます。
今回はそんなアロマキャンドルの手作りの楽しみ方を見ていきましょう。

アロマキャンドルは手作りできるの?材料はほとんど100円ショップで揃う!

アロマキャンドルのハンドメイドを楽しむために、まずは揃える材料を見ていきましょう。
今回は100円ショップで安価に気軽に楽しむ方法にフォーカスして紹介します。

1 蝋燭(芯付きのもの、100円ショップでOK)

キャンドルなので基本となるのは蝋燭です。まずはベースとなる蝋燭を調達しましょう。

蝋燭の芯が必要となるので、芯付きのものがあればちょうどいいですが、芯は別に用意できれば芯付きの有無は問いません。
100円ショップにあるものでもOKですが、小さいお子様やペットのいる環境では天然素材の蝋にこだわる場合もあると思います。基本的に天然素材の蝋の方が高価な傾向があり、100円ショップで入手できるのは安価な合成の蝋になると思います。
蝋燭には大きくわけて天然と合成の2種に分かれますが、天然の中でもさまざまな素材があります。

天然素材

●植物由来ワックス
ソイワックス、パームワックス、ライスワックス、ヒマワリワックス、木蝋など

●動物由来ワックス
蜜蝋など

●鉱物由来ワックス
モンタンワックスなど

●石油由来ワックス
パラフィンワックス、ジェルワックスなど

 

 

合成素材

ポリエチレンワックスなど

2 紙コップまたはシリコン製の容器(100円ショップでOK)

こちらはとかした蝋を固めるための型や、レンジで溶かせる蝋の場合は蝋を溶かす容器として使用します。
基本的に蝋燭は常温の水に触れても固まってしまい、綺麗に取り除くのが困難なので、使い捨てにできる紙コップを使用するのが便利ですが、出来上がりの形やデザインにこだわりがある場合はシリコン製などの柔らかい容器(クッキー型やお弁当の区分け容器)で作成するのもいいでしょう。シリコン製の容器も100円ショップで用意できます。

3 割り箸

蝋燭を固める際に、芯を中心部分に固定するために使用します。
こちらは経過で使用するだけなので素材・グレードは問いません。

4 アロマオイル(エッセンシャルオイル(精油)の場合は100円ショップはNG)

好みの香りにするための香料です。

基本的にアロマオイルには天然のエッセンシャルオイル(精油)の他にも人工香料も含まれている物もありますが、個人的には天然のエッセンシャルオイル100%のものを使用するのおすすめです。エッセンシャルオイルを使用する場合は、香りも成分も天然由来なので安心できるとともに、天然の抽出香料だけあって値段も高価になってきます。

結果的に空気中に放出されるものなので、天然のものにこだわるに越したことはありませんが、アロマキャンドルビギナーは手軽に試せる価格帯からチャレンジするのが無難です。人工香料を含むアロマオイルであれば100円ショップで入手可能です。余った香水も利用可能です。
ただ、体質によっては人工香料でアレルギーや健康被害が発生するケースもありますので、人工香料を使用する場合は最新の注意を払い、少しでも体調に異変を感じたら使用を中止するなどの配慮が必要です。小さなお子様やペットの様子にも注意が必要です。
予算に合わせて自分の好みの香りを直感で選んでいきましょう。

アロマキャンドル手作りSTEP1. 蝋燭を溶かす

蝋燭によっては電子レンジOKの物もあると思います。説明書など確認しましょう。
電子レンジがNGでも、湯煎でほぼ全ての種類の蝋は溶かすことができます。
フライパンや鍋でお湯を沸かし、ロウソクを入れたボウルを湯せんにかけてゆっくりと溶かしていきましょう。
芯付きの蝋燭の場合は芯は後ほど利用するので、溶かした蝋から芯を取り出して軽く拭いておきましょう。

アロマキャンドル手作りSTEP2. 香り付け

蝋が完全に溶けたら香りづけしましょう。
用意したアロマオイルや香料を混ぜ入れます。
用意した香料が天然のエッセンシャルオイル(精油)の場合、あまり熱い状態の蝋に入れるとすぐに香りが飛んでしまうので
60度前後の蝋に混ぜ入れるのがベストです。湯煎から外して3-5分ほど放置した程度が目安です。
蝋の量にもよりますが、大3号のロウソク5本につきアロマオイルなら10適程度が最適です。

アロマキャンドル手作りSTEP3. 蝋を固める、成形

蝋と香料を混ぜ合わせたら別に用意した成形用の紙コップまたは容器に流し入れます。
この時蝋の中に浮かせるデザイン小物、ビーズや天然石、貝殻などの用意があれば出来上がりを計算しながら一緒に成形型に入れていきます。
取り出しておいた芯の先端を割り箸にかけて滑り落ちないように固定し、成形用容器の上に割り箸を置いた状態で半日以上放置します。蝋燭の芯はちょうど中心にくるようにセットしましょう。

アロマキャンドル手作りSTEP4. 成形型から取り出してアロマキャンドル完成!

そのまま半日から1日放置して蝋が完全にかたまったら紙コップやシリコン容器を外して完成です。
紙コップで成形の場合は周りのコップを慎重にちぎって外せます。
もうこの段階からいい香りが漂っています!使用するのが楽しみですね。

アロマキャンドルにおすすめのオイルブレンドレシピ

せっかくアロマキャンドルを手作りするならどこまでも自分の好きな香りを楽しみたいですね。
エッセンシャルオイル(精油)はただの芳香物質ではなく、自然の植物のエッセンスなので体にも心にもさまざまな効能があります。
ここではそんなエッセンシャルオイル(精油)の特性を利用しながら、使用シーン別のアロマブレンドレシピをご紹介します。

エッセンシャルオイル(精油)には揮発性の違いがある

香水を選ぶ際によく目にするファーストノートやベースノートといった言葉は、使用してからの時間経過とともに前面に出てくる香りをあらわしています。
これは香りが蒸発する速度で決まり、蒸発する速度が早いほど短く(ファーストノート)、長いほど香りが長続きします(ラストノートまたはベースノート)
ノートはおおまかに3種類にわけれらます。

 

トップノート:揮発性が1番早い香り(20分ほど持続)

グレープフルーツ、オレンジ、レモン、ペパーミント、ローズマリー、ティーツリー

ミドルノート:2番目に感じる香り(4時間ほど持続)

イランイラン、ラベンダー、カモミール、ゼラニウム、ジャスミン

ラストノート:最後まで続く香り(6時間以上持続)

バニラ、サンダルウッド、シダーウッド、パチュリ

 

この3種の香りを上手に使うと、香水のように変化する複雑な香りが長く楽しめます。
トップ:ミドル:ベースが、4:4:2もしくは3:5:2の割合になるように意識してブレンドしてみましょう。

アロマキャンドルブレンドレシピ:寝る前のリラックスタイムに

 

オレンジスイート3滴:ラベンダー5滴:スイートマージョラム2滴

 

眠る前のベッドサイドでのリラックスタイムには、神経を休める安らぎのブレンドがおすすめです。
お風呂場で使用するのもおすすめです。

眠りに入る前の準備として、照明を落としてアロマキャンドルのみでゆっくりと湯船につかりながら香りを楽しんでみたり、寝る前の読書タイムのお供におすすめのブレンドです。
神経を休めて究極のリラックス、スムーズで深い入眠をサポートします。

アロマキャンドルブレンドレシピ:ディナーやランチ後のティータイムに、幸福感ブレンド

 

ベルガモット3滴:ゼラニウム5滴:バニラ2滴

 

夕食後のゆったりとしたお茶やお酒の時間のお供に。
うっとりするような甘い幸せな香りです。包み込むような甘いバニラに、陽気なベルガモットとゼラニウムのバラのような芳香が豊かに加わります。
ちょっと寒い季節の夕方に暖かい室内でジャズなど聴きながらのシチュエーションがピッタリ。
日常の中にあるちいさな幸せとアロマの豊かさを実感できる、まさにおうち時間のリラックスブレンドです。

アロマキャンドルブレンドレシピ:元気になりたい時、リフレッシュした時のフレッシュブレンド

 

グレープフルーツ3滴:ローズマリー5滴:ジュニパー2滴

 

リフレッシュしたい時や集中して読書したい時など、朝から昼にかけてのアクティブな時間のお供におすすめの香り。
フレッシュさの中にも奥深いハーブと澄み渡るような果実のような香り、爽やかでありながら奥深い香りで気分転換しながら集中力を高めていきたい時におすすめのブレンドです。
重さのない爽やかなシトラスの香りなので、寒い季節よりも暑い夏に活用したいブレンド。

まとめ:アロマキャンドルの奥深さにハマったら、より素材の追求を

 

香りのブレンドはもちろんですが、ベースになる蝋の素材によっても出来栄えが変わるのがハンドメイドの醍醐味でもあります。火種とキャンドルさえあればどこでも楽しめるプリミティブなツールだからこそ奥深いもの。

揮発性も融点も異なるさまざまな天然素材の蝋を試してみるのも楽しい物です。
よりインテリア性を楽しめるようにさまざまな着色料や蝋に入れるパーツも販売されています。香りとともにデザインにこだわるのもまたハンドメイドのアロマキャンドルの醍醐味ですね。

デザインも香りも蝋も組み合わせ無限大、自分だけのお気に入りのアロマキャンドルレシピを探しましょう。