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COLUMN

芳醇なアールグレイ紅茶の香り、ベルガモットアロマの魅力と紅茶の香水を自作しよう

みなさん、紅茶好きですか?
夏はアイスで、冬はホットで、いろいろなシチュエーションで楽しめて、フレーバーも多くて日常の小さな幸せですね。
澄み渡るような独特の香り、「紅茶のシャンパン」とも呼ばれるダージリン紅茶の香りもいいですが、スッキリと飲める香り高いアールグレイも人気です。
アールグレイ紅茶のあの芳醇でフルーティーな香りは、ベルガモットと呼ばれる柑橘で香り付けしているのを知っていますか?
今回はそんなアロマ界でも大人気のベルガモットについてご紹介します。

アールグレイ紅茶の馥郁たる香りの元、ベルガモット

ダージリンは茶葉の名前ですが、アールグレイは正確にはフレーバーティーの名称です。

ベースとなる茶葉に香り付けをした物がフレーバーティー、そのアールグレイの香り付けに使用されるのが以下にご紹介するベルガモットです。

アールグレイ紅茶の香りの元、ベルガモットってどんな植物?

ベルガモットはイタリア原産のミカン科の植物です。

果実の部分は苦み成分であるフラボノイド配糖体という成分が多く、酸味と苦味が非常に強く可食には向かないため、ほとんどが香料抽出のために栽培されています。

可食ではなく香料のために作られていますが、世界一高価な柑橘と称されるほど、その芳香は素晴らしいものがあります。

アールグレイ紅茶の香りの元・ベルガモット、植物の特性

ベルガモットの生産地は少なく、気候的に栽培できる地域が限られます。

主に雨が少なく日当たりの良いイタリアの地中海地方、現在ではイタリアをはじめ、コートジボワール、ギニア、モロッコや南フランスなどが主産地です。暑さには強いが寒さに弱く、日当たりの良さを好む特徴があります。日本では高知県で栽培されています。

サワーオレンジとレモンまたはライムを交配、ビターオレンジとマンダリンオレンジの交配とその出生には諸説あるようです。
北イタリアにあるベルガモという小さな都市で誕生したことから、ベルガモットと呼ばれるようになったとされています。

木の高さは2から5メートルほどで夏に白い花を咲かせます。果実はレモン程度の大きさで皮に独特の凹凸があり、洋ナシ型もしくは球体の形です。

ベルガモットの学名の「citrus bergamia」とは「beg amiudi」というトルコ語で梨の王という意味の言葉に由来するものと言う説があります。

アールグレイ紅茶の香りの元・ベルガモットアロマの香りと特徴、効能

果皮から採れる精油はやや緑色をしており、主に酢酸リナリル、リモネン、リナロールなどが含まれています。

オイルは主に圧搾法、水蒸気蒸留法により果皮から抽出されます。

アールグレイ紅茶の香りの元・ベルガモットアロマの香りの特徴

柑橘特有のフレッシュな甘さの中にほんのりとビターな刺激があり、柑橘でありながら微かにフローラルを思わせるような上品さと奥深さを持ちます。

高級香料として長年愛されてきた豊かで温かみのある芳香は、アロマテラピーの分野でも人気が高く初心者にも使いやすい香りです。
特にブレンドせずとも単品で成立するフレッシュでありながらエレガントな癖のない香りです。

アールグレイ紅茶の香りの元・ベルガモットアロマの精神的な効能

鎮静、抗不安効果が期待でき、ストレスを和らげ、まさに産地の地中海地方の空のように気持ちを上向にしてくれます。
エネルギーの循環を促し、イライラや怒りなどの抑圧された感情を取り去り、自発性と楽観性をあたえ心を楽にします。抗鬱にとても有効な精油です。

ベルガモットに含まれるリナロールはアロマテラピーの中でも人気の高いラベンダーやローズウッド、イランイラン、スイートオレンジに含まれる成分です。ベルガモットのあの独特なフルーティーなのに花のような奥深い香りの正体はこのリナロールによるものかもしれません。

暖かく満ち足りたリラックス状態の中にも、子供の頃のようなワクワクした高揚感のある、不思議でいてどこか懐かしい感覚は、ベルガモットアロマで味わえる特有のものです。

アールグレイ紅茶の香りの元・ベルガモットアロマの体への効能

●沈静効果、リラックス、抗うつ効果

ベルガモットに含まれる酢酸リナリルは、安眠効果の王様アロマであるラベンダーにも同様に含まれており、主に交感神経の緊張を抑えて副交感神経の活動を促進します。

他にも抗炎症作用 · 瘢痕形成作用 · セロトニンの分泌を促すとされています。

今昨の感染症問題において、欧米では優れた抗鬱効果を持つベルガモットの検索アクセスが急上昇したと言われています。

●血行促進、代謝促進、消化作用

酢酸リナリルは副交感神経を促進し、リラックスに効果的と前述しましたが、ベルガモットには相反する性質も持っています。

柑橘類に主に含まれるリモネンは、交感神経を刺激し新陳代謝が活発にします。眠気を覚まし、頭をすっきりさせる効果も期待され、消化活動、血行促進など体を温める効果があります。

欧米のレストランでは、優れた消化作用はもちろん料理を引き立てる絶妙の香りにより、魚介類の盛り合わせにレモンではなくベルガモットを添えるレストランが増えているそうです。

リラックス効果もありながらアクティブにもなれる、矛盾した静と動の性質を持つ複雑なベルガモットアロマですが、ベルガモットのあの安らぎながらも明るく満ち足りたような独特な精神作用の効果はこのためかもしれませんね。

●抗菌作用・強力な防腐剤

日本ではあまり知られていませんが、ベルガモットはその素晴らしい芳香もさることながら、もとは防腐剤の用途で古くから薬品として取引されてきた歴史があります。

果皮のオイルに強力な殺菌作用があり、虫を寄せ付けない特徴があります。

薬品として流通していたことから、可食には向かないにかかわらず高価な柑橘へと昇格したといわれています。

●注意事項・光毒性について

光毒性とは、光感作物質を肌につけた状態で日光にあたると色素沈着や炎症などの皮膚トラブルが発生することをいいます。

ベルガモットには殺菌作用、抗菌作用や抗炎症作用もありスキンケアにも使用できますが、光毒性のあるベルガプテン含有量が他の柑橘類(圧搾法)に比べてケタ違いに多いため、肌への使用には注意が必要です。

ベルガモットで紅茶のフレグランスを作ってみよう

ベルガモットのアロマを利用して、アールグレイの香り高いフレグランスを作れます。
他のあらゆる精油とも相性がよく合わせやすいため、ベルガモットをベースに自分好みの紅茶フレグランスを楽しむことができます。

前述の通り、ベルガモットの精油には光毒性があるため、肌に直接使用する場合は注意が必要ですが、香水はもちろんルームフレグランスやルームスプレーにも使用できる香り高い紅茶フレグランスは、空間に華やかさとエレガントさをプラスするおうち時間演出の強力なアイテムです。

材料のベースはアルコールやオイルなど、フレグランス用途によって変わりますが
フレグランスオイルの場合は椿オイルやスイートアーモンドオイルなどのベースオイルに香りがない種類がおすすめです。
香水やルームフレグランスの場合は無水エタノールを利用しましょう。

●ウッディーな秋冬の紅茶フレグランスブレンド

ベルガモットをベースに、暖かみのあるウッド系のホーウッドとパチュリをプラス。
寒い季節に使いたい、甘く爽やかな中にもどこかシックで奥行きのある大人っぽい香りに仕上がります。

パチュリは主張が強いので加減に注意しましょう。
入れすぎるとなんとも渋い香りになりますが、控えめにプラスすると奥深い複雑な香りのスパイスになります。

ベルガモット精油:7 + 

ホーウッド精油(あればローズウッド): 2.5 + 

パチュリ精油:1または0.5

●弾ける爽やかさ!ピーカン真夏のアイスティーブレンド

ガツンとくるようなシトラスの甘く爽快な中に、ジンジャーやクローブなどの暖かく刺激的なスパイスが香る、エキゾチックな異国の夏を連想させる複雑な香りです。

ここではイランイランとクローブの入れすぎに注意です。ともに主張が強いので、入れすぎると紅茶が行方不明になって「THE・異国」です。イランイランを入れすぎるとインドネシアやタイ、クローブを入れすぎるとインドを連想する香りになります。お好みで調整してお楽しみください。

 

ベルガモット精油:6 + 

レモン精油: 2.5 + 

ジンジャー精油:0.5

クローブ精油:0.5

イランイラン精油:0.5

まとめ:イタリアの風土が育てた明るく暖かいベルガモットで自分だけの紅茶フレグランス

「香り」の果実、ベルガモットについてご紹介しました。

紅茶をはじめ、私たちの生活の身近にあるアロマのルーツや効果を掘り下げるのはとても新鮮な発見がありますね。

ベルガモットのアロマは産地の空と海を象徴するような底抜けな暖かさ、明るさを感じる不思議な香りです。ベルガモットのアロマをもっと活用して、紅茶の香りと共に異国の情緒を味わってみてはいかがでしょうか?