COLUMN
アロマストーンの使い方!ディフューザーとどう違う?お手入れ方法は?
アロマストーンは、アロマオイルや精油の芳香を楽しむための置き石です。
素焼きの石や石膏にで作られたものが主流で、さまざまな種類や形が流通しています。
アロマプレート、アロマチャームなどと呼ばれることもあります。
電気火も水も使わず、アロマストーンとアロマオイルまたは精油があれば誰でもすぐに楽しめるため手軽さがアロマ初心者に人気を呼んでいます。
アロマストーンについて
アロマストーンは、アロマオイルや精油の芳香を楽しむための置き石です。
素焼きの石や石膏にで作られたものが主流で、さまざまな種類や形が流通しています。
アロマプレート、アロマチャームなどと呼ばれることもあります。
電気火も水も使わず、アロマストーンとアロマオイルまたは精油があれば誰でもすぐに楽しめるため手軽さがアロマ初心者に人気を呼んでいます。
アロマディフューザーとアロマストーンの違いは?
アロマテラピーを楽しむためのガジェットには大まかに分けて
「気化式」「噴霧式」「加熱式」「超音波式」
の4つがあります。
アロマストーンは「気化式」に分類されます。
●噴霧式
ネブライザー式、アロマドロップ式など、電気を使いオイルの原液を噴射する事で香ります。
香りの広がり、強さともにトップレベルで、同時にアロマオイルの消費が一番激しいため、普段からアロマに慣れ親しんでいるアロマテラピー上級者向きと言えます。
●気化式
スティックディフューザー、アロマストーンなどがあります。
電気や火を使わず自然にオイルを気化させて香るのが特徴です。
おくだけであまりお手入れがいらないのでズボラな人や初心者にも人気があります。
●加熱式
アロマポット、アロマランプなど、蝋燭の火や白熱電球の熱を使ってアロマオイルを加熱、気化する事で香ります。
熱を利用しているので室内に広がりやすく、頻繁にオイルの補填が必要なので一番手間がかかる手法と言えます。
●超音波式
アロマオイルを垂らした水を超音波によってミストにし、香りを拡散させます。
比較的安価で手に入り、火も熱も使わず香りの拡散力も広範囲なので最も人気のある手法であると言えます。
しかし常に水をつかうため、こまめな手入れを怠ると雑菌が繁殖しやすいというリスクもあります。
アロマストーンはオイル以外でも使える?
使えます。
ただし気化させるとお部屋に香りが広がるので、優しい香り立ちの精油の方が使う人やシーンを選ばないのでおすすめです。
アロマオイルにもたくさんの種類がありますが、大まかにわけるとフレグランスオイル(アロマオイル)とエッセンシャルオイル(精油)に分けられます。
精油やエッセンシャルオイルの表記のないものはフレグランスオイルに分類され、人工の香料に分類されます。
精油、エッセンシャルオイルの表記のあるものは100%植物から抽出したオイルと言っても過言ではありません。
なのでエッセンシャルオイルや精油は通常の人工フレグランスオイルよりも高価である場合が多いです。
アロマストーンはどんな時に向いてる?
アロマストーンの芳香器としての特徴として、電気や火を使わず手軽で手間要らず、安価で入手できますが、芳香機などに比べると香り立ちはそこまで強くありません。
ふとした瞬間にふわっと香るくらいの香り立ちの強さになるので、お部屋全体の香りづけやニオイとりのような広い範囲での使用にはあまり向きません。
トイレなどの狭い空間や、長時間過ごすベッドサイド、デスクサイドなど比較的狭い範囲のパーソナルスペースで使用するときの方が、しっかりと香りを感じることができます。
アロマストーンはどのくらいの時間香るの?
アロマストーンにオイルをセットして、香りが楽しめる期間は半日から1日、オイルの性質や精油の種類にもよりますが最長で2、3日程度です。
アロマストーンにオイルをセッティングするのに、ストーンの大きさや材質よっては1回に8ー10滴使用することもあるので、人によってはオイルの減りがはやく、楽しめる時間が短く範囲も限定的な非効率的な方法と感じるかもしれません。
それでも火も水も電気も使わず、オイルをたらしてほったらかしの気軽さから、アロマストーンはアロマテラピーの登竜門として人気があります。
アロマストーンで日替わりで香りを変えられるの?
一度オイルをセットしたら、オイルの種類やストーンの材質によって香りの持ちは変わりますが、基本的に3−5日は放置するのが望ましいです。
あまり間をおかずに次のオイルをセットしてしまうと香りが混ざってしまい、狙い通りの香りにならない場合があります。
室温や湿度などアロマストーンを置いている環境にも左右されるので、ストーンの香りを確認しながら香らなくなったタイミングで新しいオイルをセットしましょう。
また、慣れるまでは1つのアロマストーンには単一のアロマオイルがわかりやすくおすすめです。
アロマストーンのお手入れ方法
アロマストーンの材質にもよりますが、基本的に汚れたからといって水洗いできないものが多いです。
アロマストーンはオイルを染み込ませて揮発させるように設計されていますので、水を染み込ませてしまうとシミやカビの元になります。
埃がついたら表面を拭くくらいにしておきましょう。
既製品を購入する場合はアロマストーンのお手入れ方法をあらかじめ確認しておきましょう。
アロマストーンはどのくらい使えるの?
アロマストーンは繰り返し使用することができますが、オイルを染み込ませていくわけですから、回数を重ねればどんどんオイルはストーンに蓄積されていきます。
やがてオイルを吸わなくなる日も来ます。
アロマストーンの寿命は使用頻度や使用オイルによっても変わるものですが
永久的に使えるものではなく、スパンは長いかもしれませんが消耗品として捉えておきましょう。
アロマストーンは手作りできるの?
アロマストーンの材質は陶器や石膏などでできています。
現在は百円ショップなどで着色から型取りまで至れり尽くせりの手作り用キットが販売されていますので、気軽にオリジナルのアロマストーンを作ることができます。
アロマストーンは何かで代用できるの?
アロマストーンは素焼きの陶器でできているものもあるので、身近に素焼きの陶器製品があれば代用できます。
ただし水分を吸収する必要がありますので、釉薬のかかっていない陶器を選びましょう。
また、木材や木片も湿度や気温によって呼吸するように伸縮するので、アロマストーンの代用として使用することができます。
木材だけでもさまざまな種類があるので、香りの広がりふくめ色々と試してみるのも楽しいですね。
アロマストーンについてまとめ
アロマストーンは簡単で気軽、火も水も電気も使用せずコストも安いため初心者の方にもおすすめです。
アロマ初心者やビギナーにとっては気軽で初期投資も安く、アロマテラピー最初の1歩として悪くないガジェットです。
ただ、香り立ちはやさしい傾向があるので使う場所やシーンに合わせてオイルの量を足しながら使用していただくことをおすすめします。
また、香りが混ざってしまうため一つのアロマストーンで複数のオイルを使用するにはあまりむかず、いろいろな香りを頻繁に楽しみたい人には不向きでしょう。
アロマストーンは比較的安価なので、いくつも用意して、
トイレではレモン、ベッドではラベンダー、机ではローズマリーなどと
シーンによってわけて使用しても楽しいですね。